46日目:イースター島
朝食は9時ということなので、ゆっくりとしようと思ったが、なんだか6時くらいには目が覚めてしまった。 溜まっていた日記を書いて、時間を潰していた。1日目は歩いて村や近くのモアイをゆっくり回り、 2日目にレンタカーを借りて島を1周しようと決めていたので、朝食の後はさっそく歩いて、イースター島で唯一の村、ハンガロ村へ。
村といっても、小さな教会といくつかの店の他は特に何もない。
村で銀行により(平日のくせに大混雑)、村から歩いていける距離にある、アフ・タハイへ。 このアフ・タハイは島の西側にある、夕日がとても綺麗なところ。
モアイとの初ご対面は、なんだか感慨深いものだった。やっぱり、海の方には向いていないんだなぁ、なんて思ってみたりもした。
アフ・タハイの5体のモアイのすぐ横に、島で唯一目をはめ込まれたモアイ、アフ・コテリクがある。複製だが(本物は博物館に展示)、 昔の人はモアイの目には精霊が宿っていて、すごいパワーを秘めていると、恐れていたとのことだ。 そのため、モアイ戦争では、モアイはうつぶせに引き倒されることとなったらしい。
村まで戻り、ランチリのオフィスへフライトの確認に行き、続いては、アナ・カイ・タンガタへ。 鳥人洞窟といわれていて、天井には鳥人の絵が描かれていた。
アナは「洞窟」、カイは「食べる」、タンガタは「人」を意味するらしく、この名前がついたとのこと。
レンタカーは、2日目に借りようと思っていたが、朝日を見ようという計画を立てたので、夕方に借りて、次の日の夕方に返すことにした。 イースター島には、オートマ車がないそうなので、久々のマニュアル車で快適なドライブを夕方にスタートさせた(ちなみに信号はひとつもない)。
まず、車で行ったところは、アフ・アキビ。イースター島のモアイ像で、この7体だけは、海を見つめて立っている。 その理由は、諸説あり、天文学的な意味・イースター島の祖先が来た方角を見ている、そして7体の意味なども色々ある、等々があるとのことだ。
このアフ・アキビは小高い丘になっているため、海の眺めもとてもよく、夕日を見る第2の場所だ。
日もかなり傾いていたが、続いて車で、アフ・ヴィナプへ。
ここのモアイ像は、すべて引き倒されてしまっているが、アフの石組みに目を奪われるところだ。 これから行く予定のペルーに残るインカ帝国の遺跡同様に、この石組みには全く隙間がない。
このことが、イースター島が南米の文明に影響を受けたのではないか、と一部の学者を悩ませたところらしい。 そういった種の研究はとてもおもしろいものだなぁ、と深々と考えてしまう。
夕飯は、仲良くなった地元の人に、島の海でとれたマグロをごちそうになった。 島の言葉、ラパヌイ語はもちろん、スペイン語も全く話せない僕だが、その場になってしまえばなんとかなる。 やはり人間にとって一番大切なものは言葉ではなく、相手に対するやさしさや感謝だったり、思いやりだったりするな、と感じてしまう一場面でもあったりする。
しかし、このマグロ料理は半端なくおいしかった!日本人好みの味だよ。 なんて言ってくれたけど、なぜそんなことがわかったのか、なんて野暮な質問はしないで、ただただ美味しく頂いたって感じだった。
たくさんのお礼をして、車で宿に帰ってきて、朝日を見に行くために気合をいれて寝床へ。