7日目: プレトリア → ザンビア(リビングストン) → ジンバブエ(ヴィクトリア滝)

いよいよ、ヴィクトリア滝へ、その移動日。

プレトリアからヨハネスブルク国際空港へ行き、ザンビアのリビングストン行きの飛行機に乗る。 飛行機に乗ると、エコノミークラスのはずが、座席表を何度確認してもそこはビジネスクラス。 ラッキーと思ったけど、フライト時間はわずか2時間弱。 うーん。こういう間違いは長いフライトの時にしてくれないかなぁ~と思っていると、あっという間にリビングストンに到着。

リビングストンに到着すると、ここでもやっぱり迎えが来ていない。 半分以上予想済みではあったけど、前日、電話で苦労して宿の予約と迎えを頼んでおいたのに・・・、とちょっと寂しい気分になる。

さて、と思い、空港をでるとタクシーの運ちゃんが2人ほど。 リビングストンから国境まで一体どのくらいかも分からない状況で、すぐにタクシーもなぁ、と思い、 そこら辺で名前のプラカードを持って、お客様を待ち構えているピックアップの方々に声をかける。

「俺の迎えが来ていない!」というと、どこの宿?と聞かれて、宿の名前が書いてある紙を渡すとあっちで聞け、 というのを3度ほど繰り返し、結局、「んじゃ俺の車に乗れ、連れて行ってやる」なんて親切な人にはめぐり合えず、タクシーに乗ることに。

まずは、空港にATMがなかったので、ザンビアのお金クワチャーは全く持っていない。 とりあえず、町のATMに行ってくれ、という。ATMには無事着いたのだが、レートが分からず一体いくらおろせばいいのか見当もつかない。 まぁ大体こんなもんか、ということで勘だよりでなんとかなり、無事ザンビア国境に到着。そして国境を越えてジンバブエを目指す。

ここ、ヴィクトリア滝はジンバブエとザンビアの2カ国にまたがっているので、ちょっと複雑。 その複雑さにまんまとハマってしまった。ヴィクトリア滝を横目に見ながらヴィクトリア大橋を渡り、ジンバブエ国境に到着。 そこで、ジンバブエに入国するためにビザ代米20ドルを払えという。

でも、ザンビアの空港で「どこに行くんだ」っ聞かれて、ビザ代って40ドルも取られていた。 その40ドルで持っているドルはゼロになってしまっていた。

ドルはないって言ったら、ユーロか南アフリカのランドならOKだという。 どちらも持っていないと言うと、では入国できないという。

ということで、はじめての入国拒否・・・。

両替所とかATMとかないものかね・・・と困りながらもうすぐ日は傾いてくるし、本当にあせってしまった。

ずっと悩んでいるわけにもいかないので、とにかくドルを調達しなければならない。まずはジンバブエの国境から歩いてザンビアの国境へ。

歩いているときに、一人の同い年くらいの黒人に話しかけられた。名前はアンソニー君といい、ちょっと人と話している場合ではない!! といった感じのときに話しかけてくるなんてタイミングが悪い!なんてと思ったら、大間違い。

入国の米ドルで困っているんだ、なんて話をしたら、じゃ町まで戻らなくてもザンビア国境近くのホテルには銀行があるからそこに行こう! と教えてくれた。以前、そこで働いていたことがあるとのこと。

ザンビアの国境につくと、ザンビアはすでに出国してしまっているので、再度入国には10ドル必要だよ、と教えてくれる。 ってドルがない!!と思ったら、空港で払っていた40ドルの中に10ドルが含まれているらしく、問題なく通過できた。 (ただし、帰るときにはまた10ドル必要ってことになる)

アンソニー君の勤めていたホテルまでは、歩いて20分ほどで着いたが、ここにあるバンクのATMがなんと故障中・・。 ついてないときはこんなものだ・・・。仕方がなく、銀行に入ってクレジットカードのキャッシングでドルを、とお願いすると、 時間が遅いためもう駄目だ。と受付の人はそっけない。

ここでアンソニー君が、こいつは最低20ドルないとだめなんだ(推測)、ということを説明してくれて、 じゃー手続き上めんどくさいない、30ドルくらいだったら、みたいなことを言い出した・・。 本来なら「おいおいちゃんと仕事しろ」って思うところだけど、みんなの顔が神様に見えるくらい嬉しかった・・。

こうしてなんとか30ドルをゲットし、ジンバブエの国境を通過。そしたら、今度は宿でもドルを払えと言う・・。 ふざけるな・・ここはアメリカか・・と思い、両替所はどこだ、と聞くと、ジンバブエでは自国のお金の力が極端に弱く、 どこに行ってもドルは手にはいらないとのこと・・・。手段としては道にいる兄ちゃんたち。悪いレートでのブラックな取引しかないそうだ。

困った・・、と悩んでいると、じゃクレジットカードでいいよ、と言い出す。はじめから言えよ。はじめから。と思わずにはいられない。 では、ここで泊まる3泊分すべて払うことにして、やっとこさドミトリーの端に自分のベットを確保することができた。