Page(HorseShoeBent / AntelopeCanyon)

アメリカの国立公園が集中するアリゾナ・ユタ州の地域は、グランドサークルと呼ばれている。 そのグランドサークルには、グランドキャニオン・モニュメントバレー・ザイオン・ブライス・アーチズといった 日本でもよく知られている場所があるけど、あまり知られていないのがこのPage(だと勝手に思っている)。

Pageは、レイクパウエルの玄関口の街。グランドキャニオンの上流のコロラド川をせき止めてダムを作り、 世界で2番目に大きな人造湖レイクパウエルが誕生した。長さは約300kmになるそうだ。

ここへきたら、レインボーブリッジ国定公園へ、というのが定番だが今回は時間がないので、そこへは行かず、HorseShoeBentと呼ばれるところへ。 訳すと、「馬のひづめ」。カレンダーなどによく登場する場所だ。 コロラド川が馬蹄形に急カーブを描く場所で、そんなダイナミックな風景は写真家には大人気の場所らしい。

展望ポイントには手すりも何もなく、高所恐怖症の人は這いつくばって崖っぷちから見るといった感じだ。 ちょっと気を抜いたら落ちてしまいそうになるというのは、こういう場所のことを言うのだ、と思う。

それから、街のパウエル博物館でツアーを申し込んでいた時間になったので、そこへ。 お目当ては、アッパーアンテロープキャニオンと呼ばれている場所。

ここは、レイクパウエルへ流れ込む支流のひとつが刻んだ小さな峡谷で、極端なまでの幅の狭さと幻想的な造形で知られているところ。 その狭さから上流で雨がふると鉄砲水が押し寄せるため、個人でいくことは禁止。街のツアー会社がやっているツアーで行くしか方法はない。

街から15分ほどトラックに揺られて、アッパーアンテロープキャニオンへ到着。そこにはまさに自然の驚異が広がっていた。

とても削れ易い岩が途方もない時間をかけて水の力によってこうなったらしいが、なんとも不思議。 狭い通路が片道、歩いて15分くらい続いていた。

峡谷内があまりにも狭いため、谷底に日光が届くのは、正午前後のわずかな時間しかない。 ということで、ツアーは11:30分のを申し込んでおいた。ここがベストの時間帯だそうだ。 それでも、写真を撮るのはとても難しかった。日の光はないし、狭いし。けっこうな枚数を撮影。

下の写真は、日の光が谷底につくところが1箇所のところで砂を投げると、「砂の柱」ができるというポイントだった。

アンテロープキャニオンを撮影