56日目:ペルー(クスコ)
今日はクスコ近郊の聖なる谷(ウルバンバの谷)を巡るツアーに参加した。 このツアーは、ピサックという街に市が立つ日のみで週3回しか行われないらしい。
日曜に居あわせたならぜひ参加しないといけないということだ。6000m級の山々に囲まれたインカの聖なる谷。 その名の通り、クスコをはじめとして、インカ帝国の中枢をなした遺跡や村々が残されている。
アルマス広場でバスに乗り、まずはピサックの市。売っているものは、お土産にもってこいの民芸品が中心。 あまり時間がなかったが、お土産にバックを買ってみた。そのバックを売っている少女が非常に喜んでくれ、その笑顔にかなり癒された感じだった。 細かいお金がなくて、大きいお金を出してしまったが、走り回っておつりを用意してくれた。
つづいて、ピサックの遺跡へ。
この遺跡は、村を見下ろす丘の上にあり、マチュピチュほどではないにしても、 遺跡の規模は大きくて造りもほぼ完璧。わずかな山頂の平地を、斜面とともに効率よく利用している。
マチュピチュを見た後に見ると迫力に負けるが、それでも、こんなところに・・・と素直に思えるほどの遺跡。 太陽信仰だからあたりまえといえばあたりまえだが、インカの人は山の上が大好きだな。
続いて、クスコから88km、聖なる谷の中心にあるのが、オリャンタイタンボ。
スペインからやってきた征服者たちに反旗をひるがえしたマンコ・インカは、ここに潜み、スペイン人を撃退する。 しかし、彼らはオリャンタイタンボをあとに、さらに奥のビルカバンバへと身を潜めてしまった、とのことだ。
すごいな、と思ってしまったのは、山の顔(下の写真)。ガイドの英語がいまいち理解できなかったが、伝説の人の顔があり、 その絵もきちんと残っているという。自然に作られたのか、それともあんなところに作ったのか・・・。 正解はわからないが、いろいろ考えてみるとけっこう楽しい。
広場にある6個の巨石の作られた目的はわからないらしい。 巨石と巨石との接合部分には細かい石が使われていて、クスコの直接に石と石とを積み重ねる手法と違いがある。
それはそれは、大きくて写真じゃ入りきらない。 どこから持ってきたのか、というのもそうだが、こんな小高い山の上に運ぼうとしたことにすごさを感じる。
チンチャーロは、アンデス高山のひんやりとしたところにある。
ここに行く時の風景は言葉では言い表せないほど。大地の広さ、雲の美しさ、光の色など、さまざまなものが見れた。
天気などの関係で、見たくても見れないときがあるので、なんだか、とてもしびれてしまった。 チンチャーロの市場は、ピサックの市場よりは小規模だが、なんだか温かみがあったような気がする。 日も落ちかけているのに、子供の元気な声がとても印象的なところだった。
1日、たっぷりといろいろなところを回り、満足してクスコに帰ってきた。 アルマス広場の脇の食堂で、メニューを見せながら10ソレスでいかがといわれ、10ソレスならいいか、と思って夕食にと、そこに入ってみた。 すると、サラダにスープ、コーラに紅茶、それにメインの料理がついていた。 かなりのボリュームのある料理に食べながら、本当に10ソレス?と思った。
10ソレスじゃなくて、10ドルだな・・と思ったが、まぁこんだけでれば10ドルもしょうがないか・・、と思っていると、会計で言われたのは本当に10ソレス。 これにはかなり喜んでしまった自分がいたと同時に疑った自分も恥ずかしかった。そうなるとチップをはずんでしまったりする。
大満足の夕食の後、チャットで留学中に同じクラスだった中国人のアンディーと話すことができた。 日本にも留学経験のあるアンディーは、日本語も上手。今は、ニューヨークに住んでいるとのこと。
明後日、ニューヨークに行くというと、迎えに来てくれるとのこと。いやぁーありがたい。 久々にアンディーと会えるのももちろんだが、南米の後のニューヨークは想像以上にいろんなものが高く感じるぞと思っていたので、友達がいると全然違う。
かなりいい気分でクスコ最後の夜を迎えたのにもかかわらず、なぜか夜は全然寝れず、かなり寝不足で朝を迎えるはめになった・・・。