6日目:エジプト(カイロ)

本日は、カイロのメインイベントのピラミッドへ。その前に、宿から程近い、考古学博物館へ。

世界に名を轟かしているこの博物館は、ツタンカーメンの黄金のマスクがあることはあまりにも有名。 朝一ではあったが、入り口付近にはたくさんの人でごったがえしていた。

入るととりあえず、一番奥にあるツタンカーメンのマスクへ。 ツアー客は博物館を順々に回るので、宝石室には誰もいなかった。 さすが、世界の誰もが知っている黄金のマスクという感じでその雰囲気は十分。

さらに、ツタンカーメンの玉座などを見てまわり、ミイラ室へ。 ここはカメラの持ち込みは厳禁だ。この部屋も一人しかいなくて、すこし不気味だったが、 ラムセス2世のミイラなどかなり見入ってしまった。 考古学博物館も2階建でかなり広いが、なんだか物置状態という感じがした。 もっときちんと並べたら、4階建くらにはなりそうな感じ。

次は、いよいよギザのピラミッドへ。アラビア数字でしか書いていないバスのナンバーを読み取り、 乗り込むのは至難の技だったが、周りの人に助けてもらいながらなんとか目的のバスに乗れた。

カイロでは、いろいろな人に聞きまくって、エジプト人はやさしい人が多いと感じられたけど、 適当なことをいう人も多く、それが困ったところだった。

バスに乗り込み30分くらい。カイロの郊外にあるビザのピラミッド。 世界7不思議のひとつに数えられているあのピラミッドだ。ここまで来ることができた、となんだか浸ってしまった。

ギザに到着したのが、ちょうどクフ王のピラミッドの内部に入るチケットを売り出す時間だったので、 運よくチケットを購入し、クフ王のピラミッドの内部へ(1日に午前と午後、150人づつしか入ることはできない)。

内部はかなり蒸し暑く、とても狭かった。腰をかがめて階段をひたすら階段を上っていく。 大回廊を100m以上のぼると、王の玄室があり、石の棺桶と思われるものがポツンと置いてあった。

テレビで何度も見たものなのでなんだか新鮮身にはかけたけど、 これがピラミッドの中にあると思うとなんだか不思議な気がした。

汗だくになってクフ王のピラミッドを出て、入り口から見て、裏手のほうへ。 そこには、太陽の船博物館がある。1954年に発見された「クフ王の船」と考えられている木造船が展示してある。 死後のクフ王が、天空を旅するときに使う「太陽の船」という説が有力だが、はっきりしないとのこと。

発見当時、数万パーツに分かれていたので、復元するのに14年の歳月を要したそうだ。 入り口では、セキュリティーチェック。そして、館内は土足厳禁。それだけにとても清潔な館内。 なんだか外の暑さも忘れてしまった。

博物館をでて、カフラー王・メンカウラー王のピラミッドを横目に見つつ、スフィンクスへ。 その間も、ラクダのおじちゃんがひっきりなしに「ラクダに乗らないか?」と言ってくる。

このギザのピラミッドは、物売りやラクダ引きでゆっくりできない。 なんてことは聞いていたがまさにその通り(っていうか、カイロでゆっくりできるところなどない)。

ラクダに乗りたいという願望はなかったので、頼むからどこかに行ってくれ・・・。 とアラビア語で叫びたくなってしまった。

人面獣身で誰もが知っているスフィンクス。頭はカフラー王に似せて造られたというのが、一番有力な説らしい。 思ってはいたけど、かなり岩が削れがたがた。おせじにもきれいとは言えない。しかし、絵になるなぁーなんてしきりに思ってしまった

スフィンクスを見終わった後は、サッカーラの階段ピラミッドをみたいと思っていたので、バス乗り場を探す。 しかし、どうも砂漠の入り口のここ、ギザでバス探しは乗り気になれない。

タクシーの運ちゃんならそこらじゅうにいるので、値段交渉スタート。 相場なんてものは全くわからないので、一番安い値段を言っている人よりも人のよさそうな感じの人を選んで乗車。

ビザのピラミッドよりは小ぶりだが、階段状になっているピラミッドは、サッカーラにある。 そのピラミッドを中心とするピラミッドコンプレックスなどは、ビザの次の有名といってもいいほどだ。

タクシーで30分くらいでサッカーラに到着。ピラミッド群と隣り合わせといった感じで、サハラ砂漠が広がっていた。

階段ピラミッドを一回りしていると、警官が「こっちの穴をのぞけ。」とか、 「ここからの景色が一番なんだ」なんて、つたない英語で話しかけてくる。 あやしいなぁー、なんて思いながらも、さすが警官の制服着ているし・・・なんて思っているとやっぱりバクシーシを要求される。

警官もバクシーシとは・・・となんだか疲れがどっとくる体験でもあった。 すばやく振り払って、同じタクシーへ。

予定にはなかったが、どうせ来たならとサッカーラから程近い、メンフィスに行くことにした。 5分以上にも及ぶ値段交渉の末、なんとか希望価格までもっていけた。

メンフィスには、ラムセス2世の像が横たわっている。その大きさから、偉大さを図るのは簡単だ。 しかし、見るべきところはこれしかなくて、その他は廃墟といってもいいくらいの感じだった。

メンフィスからもタクシーでビザで向かう。途中の橋の上からのビザのピラミッド群はなかなかのものであった。

ビザでタクシーを降り、バスに乗ってカイロ市内へ。 タクシーの運転手に聞いて、バス乗り場に降ろしてもらったのに、バスがなかなか来ない。 バス停の印もあるし、10人くらい待っている人もいる。なのに、バスは来ない・・・。

1時間半以上も待ってやっとバスが来た。そのバスもほとんど止まらない。 駆け足で乗るといった感じで、弾き飛ばされないようにしないといけない。 次のバスはいつになるかわからないので、必死にバスに乗り込んだ。

今度は、日本の通勤電車なみに込んでいるバスで、アラブ人パワー炸裂。 こっちは、つかまっているのに必死になのに、もう慣れっこといった感じで、 どんどん話しかけてくる。すげぇーなと思うと同時に、アラブ人のパワーとフレンドリーさにただただ、驚嘆。

宿に帰ってきたのは、22時をまわっており、シャワーをあびてすぐに寝ることになった。